1.各都市の周遊は旅行日数を考慮して

インド旅行を計画する際にもっとも大切なポイントのひとつとして、「訪問地を増やしすぎない」ということが挙げられます。訪問する都市を増やすほど移動時間が旅程を圧迫し、ひとつの都市に滞在できる時間は減ります。「せっかくインドまで行くのだから」と、より多くの都市を巡ろうと分刻みの計画を立てる方もいらっしゃいますが、インドは広大で各都市への移動にはそれなりの時間を要します。貴重な時間を移動のためにたくさん使ってしまうのはもったいないことです。周遊は旅行日数を考慮し、無理のない範囲で計画しましょう。日本と勝手が違うインドでは、移動や町を散策しているだけでも、ときには疲労をきたしてしまい回復のために安静を要するなど、思いがけず旅程の変更を迫られる場合があります。健康面でも安心・安全な旅とするため、移動時間に追われない余裕のある旅程を組みましょう。ひとつひとつの都市をじっくり探索してみてください。滞在時間が長いほど、現地の人々との交流が増え、その地域独自の風習や文化に触れる機会に恵まれることもあるでしょう。

2. カルチャーショックは大前提

初めてインドを訪れるのであれば、カルチャーショックを経験することは間違いないでしょう。日本との違いを感じる場面はたくさんありますが、重く受け止めず、「インドではこうしているのだな」くらいなお気持ちで受け流していただけるとストレスになりにくいと思います。文化が違って当たり前、という心持ちでインドへお出かけください。

3.下痢用の薬は必携

インドを旅行中、多くの方が「デリー腹」と呼ばれる強い下痢症状を経験しています。食事や飲み水に十分気をつけていても、避けられないこともあります。症状が出てからは外出が困難になりますので、必要とする前から下痢用の薬を準備しておきましょう。この症状に効果的な薬は「ロペラミド」です。日本にも市販薬がありますので購入しておくのもよいでしょう。腸の働きを抑え、つらい症状を緩和させます。症状が 3 ~ 4 日以上続く場合は抗生物質が必要であったり他の病気の可能性もあるため、医師の診察を受けましょう。

4. 地方の町もおすすめ

デリーやムンバイのような大都市は常に活気にあふれていて刺激的ですが、地方の小さな町にはまた違った魅力があります。時間がゆっくり流れているようなのどかな風景の中、都会での緊張やせわしさを忘れ、のんびりと滞在を楽しめます。豊かな自然に恵まれている地域では、ボートツアーやハイキングなどのアクティビティもおすすめです。インドの文化についても都市部にはない、その地域ならではの新たな発見があるでしょう。

5. 露出度の高い服装は控えて

インドは大変保守的なお国柄のため、肌の露出の多い服装をすると不要な注目を集めます。女性は、胸元が見えそうな襟ぐりの深いトップスや、ミニスカートなどの丈の短いボトムスでは外出しないでください。特に、寺院などの宗教施設では不敬にあたりますのでご注意ください。たとえ暑い時期でも、薄い生地で十分ですので、パンツやスカートはくるぶし近くまで脚が見えない長い丈のものを履きましょう。トップスもTシャツのような肩や胸元が見えないものが望ましいですが、もしタンクトップやキャミソールなどを着用するのであれば、シャツを羽織ったりショールで肩や胸元を覆いましょう。

6. 寺院に入る前に靴を脱ぎましょう

多くの寺院では入る前に靴を脱ぐため、サンダルなど着脱しやすい履き物がおすすめです。寺院の中にいる間に履き物を盗まれる可能性がないとは言えませんので、かばんに入れておきましょう。寺院の係員とコミュニケーションが取れそうであれば、数ルピーのお金を渡せば履き物を見張ってもらうことも可能ですので、試してみるのもよいでしょう。

7. スマートフォンの準備

ご存知の通り、インドで利用料金を気にせず、安全にスマートフォンを使用するためには準備が必要です。日本を出発する前からお早めにご検討ください。Google マップなどで道順の検索、トリップアドバイザーでレストランやお店のレビューを読んで参考にしたり、旅行会社の Web サイトで旅のヒントや詐欺の情報などを確認したり、特に緊急時には連絡手段としてスマートフォンは必要不可欠なものと言えるでしょう。安心・安全のため、インドでもスマートフォンを使用できるように準備されることをおすすめします。
いくつかの方法がありますが、もっともおすすめの方法はインドで販売されている「プリペイドSIM」を購入することです。安価で販売されており、利用料金も安く抑えられます。しかし、「現地ですぐにショップを見つけられなかった」もしくは「説明をよく理解できないため怖くて購入できなかった」という話もよく聞かれます。確実な方法は、日本やインドの空港でも販売されているTravelsimなどの海外プリペイドSIMを購入することです。インドでの購入がご不安な方は、日本の会社数社からも海外プリペイドSIMが販売されていますので、ご自身のスマートフォンに最適なSIMカードを日本の空港やオンラインで事前に購入しておいてもよいでしょう。
また、日本国内で準備できる方法として「WI-FIモバイルルーター」をレンタルする方法もあります。事前予約の上、受取・返却の必要があること、ルーターにも充電が必要、関連機器の破損・紛失には弁償責任があることなどの注意点がありますが、日本国内から持参できるため、現地到着後すぐにスマートフォンを使用できる、定額制で安心、SIMの差し替え不要などのメリットもあります。モバイルルーターをご希望の方は、旅行日前までに余裕をもってご希望のレンタル会社にてご手配ください。
※弊社で旅行を手配されたお客様に限り、弊社のモバイルルーターのレンタルが可能です。デリーの空港でお受取・ご返却いただけます。ご希望の場合は、ご予約の際にお知らせください。
もっと手軽に、海外用のSIMカードや他の機器なども不要で使える方法として「eSIM」があります。オンラインでの手続きとプロファイルのインストールのみで利用可能となり、既存の SIM カードを取り外して差し替える必要がないため、SIMカード紛失の心配がありません。通信プランはデータ通信のみの会社が多いようですが、アプリを使用すれば音声通話も可能です。取り扱う会社は国内外に多数あり、プランも様々ですので各社のウェブサイトにてご利用条件などをよくご確認ください。
※eSIMの対応機種は比較的新しい機種に限定されていますので、ご自身のスマートフォンが対応機種であることを必ずご確認ください。

8. 宗教関連の詐欺にご注意

寺院やモスクなどの宗教施設では、寄付やお供え物をするように強くすすめられることがあります。例えば、寺院では僧侶と思われる人が参拝者の額(ひたい)に赤いしるしを付けたり、手首に紐を巻き付けたりして、これらの行為(儀式)に対して寄付を要求してくることがあります。宗教を尊重する気持ちや、されたことに対しては何か返さなくてはいけないという思いから、彼らの言う通りに寄付などをしてしまう方もいますが、もし疑問に感じたのであれば、もちろん寄付する必要はありません。考え方のひとつとして、もし要求された金額が現地の人にとっては明らかに高額であると思われた場合は、いわゆるぼったくりの可能性が高いと判断できますのでお断りしてもよいでしょう。

9. 薬局を活用

旅行中に体調不良を自覚した際は、薬局で必要な薬を買いましょう。インド現地の薬局を利用することをためらい、良くなることを願いながらじっと待つだけの方もいますが、これでは回復に時間がかかり、ときには悪化させてしまうこともあるかもしれません。インドの薬局も日本と同じように難しいことは何もありません。一度訪れてみれば、薬局のスタッフはフレンドリーで、薬も安く入手できることがおわかりになると思います。ほとんどの場合、処方箋なしで必要な薬や抗生物質なども入手可能です。ぜひ活用しましょう。医師に診てもらう必要がある場合も同様です。多くの病院が適正な料金で質の高い医療を提供していますので、必要な際は恐れずにすぐ受診しましょう。
※弊社でも病院のご利用についてサポート可能ですので、旅行中もしご不安な場合にはご連絡ください。

10. インド人のうなずくジェスチャーについて

インドを旅行していると、インドの人々が返事をする方法として、頭を前後に振る(うなずく)ジェスチャーをしていることに気がつくでしょう。これは、「はい」の場合は上下にうなずく、「いいえ」の場合は左右に頭を振る、というような日本で理解されている法則に則っているものではありません。インド人のこのジェスチャーは状況に応じて様々な意味に変化するため、意味がわからずに困惑してしまうこともあるでしょう。
こちらの動画は、インド人のうなずくジェスチャーが実際に何を意味しているのか説明しています。(★URL)興味深い内容ですので、ぜひご参考までにご覧ください。

11. 値切り交渉にチャレンジ

インドでは、お買い物の際に値切り交渉をします。ほとんどの日本の方は値切り交渉の経験がないため、値切るという行為に抵抗を感じるかもしれません。ぜひ心に留めておいていただきたいのですが、これは戦いではなく友好的な交渉であるということです。
売り手ははじめにとても高い値段を提示しますが、あなたがそれより低い金額を提示することを想定しています。このやりとりを何回も繰り返して双方が納得する値段に到達します。値段はその都度変動するため、購入する度に交渉が必要です。交渉を怠ると商品を割高な値段で購入することになり、さらにはあなたが交渉不要の簡単なターゲットであるという噂がすぐに売り手に広まります。その市場や近隣のお店で次にお買い物をする際にもすべて割高な値段を設定されかねませんので、遠慮せず、毎回値切り交渉をしましょう。
交渉術のひとつですが、あなたの提示した金額に売り手が動じなかった場合は、ただ感謝を述べて立ち去ってみましょう。売り手はお客を逃したくないので、大抵の場合は引き取めてきて値段を引き下げます。しかし、日本人を含め外国人に対しては割高な値段を提示する、という暗黙の了解が売り手側に存在することをどうかご理解ください。ある程度値段が下がったら、あとわずかな金額を下げることにこだわらず、交渉を成立させてしまうほうが時間の節約になり、効率的にお買い物を楽しめるでしょう。

12. スリにご注意

公共の場などの人の多いにぎやかな場所では、自分の身の回り品・かばんなどに異常がないか常に用心してください。特に財布、パスポート、スマートフォンなどの貴重品は後ろポケットに入れないでください。大事なものは前ポケットやジッパー付きのポケット、衣服の中に隠せるタイプのポーチなど、安全ですぐに確認できる場所に入れましょう。バックパックやショルダーバッグも、人込みでは身体の前方に掛けましょう。高価な時計やジュエリーなどもターゲットにされやすいため、安全な場所以外では着用を控えるか見えないように隠しましょう。お出かけの際は華美な服装を避け、持ち物も必要なものを最低限にしましょう。

13. パーソナルスペースとは

14億人以上の人口を抱えるインドでパーソナルスペースは保証されません。人との距離感は日本で感じるよりもずっと近く、公共交通機関を利用する際には押しつぶされそうなくらいに混雑している場合もあるでしょう。人々がパーソナルスペースを意識してくれたり、遠慮してくれることはありませんので、イライラすることなく乗り切りましょう。解決策はその場を離れることしかありません。

14. 手指用消毒剤とトイレットペーパーを携帯する

インドの公共のトイレで手指用消毒剤(ハンドサニタイザー)やトイレットペーパーが用意されていることはまずありません。お出かけの際は、かばんの中に携帯用ハンドサニタイザーと必要となりそうな分のトイレットペーパーを入れておきましょう。

15. 食べるものに困ったら

お肉やお魚を使ったカレーやタンドーリチキンなど人気のあるインド料理はたくさんありますが、お店や調理法によってはクセが強いと感じたり、においが気になったりすることもあるようです。そのような場合には、ベジタリアン向けの野菜料理がおすすめです。宗教的背景もあり、インドには古くから菜食主義者が大勢います。そのためインドの野菜料理はバラエティに富み、日本では見られない珍しい野菜もたくさんで飽きることがありません。何を食べるか迷った際にはぜひ野菜料理をお試しください。

16. 旅行関連の詐欺・犯罪にご注意

旅行に関連する詐欺・犯罪行為はいくつもありますが、知識があれば被害に遭う可能性が低くなります。旅行前にインターネットなどで現地の詐欺・犯罪情報を確認しておきましょう。
例えば、タクシーを利用する際には注意が必要です。よくある手口のひとつですが、タクシーに乗り、ドライバーに予約してあるホテルまで行ってほしいと伝えたところ、「そんなホテルは存在しない」と嘘を言われ、別のホテルを案内されたり悪質な旅行会社へ連れていかれた、などの被害が報告されています。ひどい場合には連れ去りなどの被害に遭う可能性もないとは言えません。タクシーに乗る前に目的地の所在地・電話番号は調べておき、ドライバーがホテルを知っていること、運賃などを必ず確認してから乗車しましょう。それでもあやしいタクシーに乗ってしまった場合には、すぐに車内からホテルへ電話をしましょう。
残念ながら詐欺や犯罪などの被害にまったく遭わない保証はありませんので、スマートフォンをインドで使用できるように準備されることを重ねておすすめします。
※弊社をご利用のお客様は、万一トラブルに遭ってしまった際には緊急連絡先にお電話ください。

17. 偽物の切符販売所や観光案内所に気をつけて

デリーやムンバイのような大都市には、偽物の列車切符販売所や観光案内所がいくつも存在します。本物そっくりのライセンスや看板があるところも多いのでご注意ください。これら偽物の施設では、実際には使えない切符や金額にそぐわない旅行商品を販売しています。店や施設に入る前にインターネットで正式な観光案内所であるかどうか調べましょう。本物であろうと思って入った施設でも、妥当ではない金額を提示されたり、逆に取引がうますぎると思った場合は詐欺の可能性が非常に高いです。一度その場を立ち去り、慎重に確認しましょう。

18.「時間通り」を期待しない

すべての物事は「インド時間」ですすんでいます。インドでは、列車が定刻に出発するとは限りません。インド人の友人は、約束の時間に約束の場所に現れないことがあるかもしれません。あらゆることに想定外の時間がかかる可能性があります。待ち時間が発生した場合は、本などを読み、身の回り品や最新情報などに注意を払いながらお待ちください。あなたが待っていることはやがて解決します。

19. 公共の場では愛情表現に気をつけて

インドでは公共の場でハグ、キス、手をつなぐ、腕を組むなどの身体的接触を伴う愛情表現が問題視されているため、ご旅行中パートナーの方との距離感にはお気をつけください。インドの文化を尊重する意味でも、他の人々がいる場所や公共の場などでは愛情表現を控え、プライベート空間でのみお示しください。

20. 食事は右手で

インドでは、都市部のレストラン以外の多くの地域でスプーン、ナイフ、フォークなどのカトラリーは使用されていません。カレーを食べる際は、右手でナンやチャパティなどパン状のものをちぎって少し折り、それをスプーンのように使ってカレーをすくい、口に運びます。少し練習が必要ですが、伝統的な方法ですのでぜひ試してみてください。ただし、左手は(トイレで用を足す際に使う手と見なされているため)不浄とされており、左手で食事をするのは大変失礼にあたります。必ず右手で料理を口に運び、左手は使わないでください。

21. 飲料水は購入前に確認

ペットボトルに水道水を入れて販売している店が一部には存在します。水道水を飲んでしまうとおなかを壊しますので、購入前に必ずペットボトルを確認してください。ほとんどのタイプにはプラスチック製のシールが付いているため、シールの状態で確認できます。シールが破損している場合やシールがないもの、判断できないものは購入をやめましょう。

22. おつりは必ず数えて確認

何かを購入したとき、支払いをしたときには必ずおつりをお財布に入れる前に、可能であればスタッフの前で数えて確認してください。間違えたフリをして少ない金額のおつりを返すスタッフもいます。どんなお店でも必ず確認しましょう。

23. 海外旅行保険をお忘れなく

海外では病気やけがの治療費が高額になることは珍しくなく、インドも例外ではありません。旅の備えとして、ご旅行前に海外旅行保険へ加入されることをおすすめします。病気やけがの治療だけでなく、盗難、荷物の紛失、宿泊費等旅行中に発生したその他の問題についても補償される保険プランもあります。万一トラブルが起きてしまった場合を考えれば、保険の費用は決して高くありません。経済的な安心・安全のためにもぜひ海外旅行保険にご加入の上、インドへお出かけください。

24. 両替所よりATMがおすすめ

街中にもホテルなど両替できるところがたくさんありますが、たとえ空港の両替所のような正規の両替所であっても、少ない金額に両替される可能性はありますのでご注意ください。ご利用の際は、換えられた金額が正しいかどうか必ずお財布に入れる前にご確認ください。一方、クレジットカードや銀行の国際キャッシュカードのATMであれば、金額を間違えられる心配もなく、最良のレートで現地の通貨を引き出せます。両替が必要なときはATMのご利用をおすすめします。

25. 通りを歩くときにもご用心

インドの通りを歩いてみると、ほとんどの通りが車道と歩道の区別のないことに気がつくでしょう。通りには、牛、バイク、人力車、人、野良犬、野良猫などあらゆる物や生物が行き交っています。人々はそれらと衝突しないように避けながら目的地へ移動しているため、交通渋滞が常にあります。歩道がある場合でも、日本の道路のようには整備が行き届いていないために、大きな落とし穴があることや、釘などの尖ったものが突き出ていることも珍しくありません。通りを歩くときにも足元や周囲に十分気を配りながらおすすみください。

26. まとめ

他の観光大国と比較すれば、インドでの旅行はずっと大変かもしれません。計画通りにすすまないこと、苦労することが少なからずあるでしょう。しかし、インドの歴史的遺産や美しい景色、現地の人々との交流、「インドは国と言うより大陸である」と例えられるほどの多種多様な文化には、お金に換えられない価値があります。苦労した思い出も含め、なお一層特別な旅として記憶に残るでしょう。
たくさんの方にインドを旅していただけますように、弊社は日本のみなさまのインド旅行を応援しております。備えがあればリスクは大幅に軽減ができます。インド旅行についてご不安なこと、ご質問などございましたら、どうぞ弊社までお気軽におたずねください。

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